趣味の工房
【Fractal Design】DEFINE R5 レビュー
みなさん、こんばんは
Fractal Designさんより、新製品【DEFINE R5】のレビュー依頼をいただきました。
ありがとうございます☆人´∀`).☆.。.:*

【DEFINE R5】はFractal Designのケースの中でも静音に特化した【DEFINE】シリーズに属するミドルタワーの最新作。
<外観・細部チェック>

ケースサイズは232×462×531、重さは10.2kg。
静音特化のケースながら、必要に応じてサイドパネルやトップにファンを増設、エアフロー優先のケースにすることもできます。

さらに天面は最大420mmサイズのラジエーターにも対応。
天面の蓋はマグネットではなく、爪で固定されています。

フロント側は引っ掛けてあるだけですが、リア側の爪部分をケース内側から押さえながら外します。
画像○印の右側に写っているのが一番フロント側のパネルのリアの爪、左側に移っているのが真ん中のパネルのフロント側の爪です。
ここはマグネットなどのほうが簡単でよかったかも...
外側からでもドライバーでこじれば外れないこともないと思いますが...お勧めできません。

電源スイッチは高級感があります。USBポートは2.0と3.0が2つずつ。
USB3.0ポートが青でなく黒で統一されており、シンプルに仕上がっています。

フロントには140mmファンが取り付けられていますが、140mm×2に増設も可能。
ちなみに、簡易水冷の280mmラジエーターは上下干渉してフロント側からは設置不可。

向かって左側のサイドパネルにはロック機構があり、真ん中にあるレバーを下げることで取り外すことができます。
取り付ける際はカチッとはめ込んでからネジ止め。
反対側(裏配線側)にはこのロックはなく、通常のネジ止めのみですが、個人的にはむしろ反対側にこそこれが欲しかった...
裏配線を抑えながらネジ止めするよりも、このロック機構があればずいぶん楽になりそうなので。

リアファンのネジ穴はスリット状になっており、120mm・140mmのどちらかを取り付け可能な上、上下にスライド調整可能。これはすばらしい☆

ボトム部分には取り外し可能なフィルターを装備。
脚に施されたメッキも高級感を醸し出していますね。
ケース内部。Black&Whiteのシンプルな内部に、大きなCPU裏のカットアウトが目を引きます。

5.25インチベイが2段、3.5インチシャドウベイ8つと拡張性も十分。
そしていろいろつけたり外したり、自由すぎるレイアウトの変更。


5.25インチベイも含めてつけたり外したり、移動したり...いろんなパターンでシステムの構築が可能。
すげぇ。Σ( ̄□ ̄;
また細かいところですが、手回しネジも根元部分が細くなっているため、全て引き抜かなくてもよくなっているところがGood

これなら散らかる心配も、無くす心配もないですね。
本当に細かい部分まで使い勝手を考慮されています♪
裏配線側。2.5インチシャドウベイ×2がこの位置に。

マザーボードトレイが絶妙に曲げられ、裏配線スペースを稼いでいます。


裏配線スペースは一番深い部分で3cm以上、浅い部分(2.5インチシャドウベイ部分除く)でも2cmほどあり、裏配線は容易に行えそうです。
ケーブルをまとめるケーブルタイにもロゴが。

サイドパネル、フロントドアの内側には吸音シートが貼られています。

一般的なスポンジなどとは違うようですが、サイドパネルをコンコン叩いてもほとんど反響せず、「コッコッ」というこもった音に。
すごく効果がありそうです☆
フロントドアはヘアライン仕上げで高級感があります。また吸気はフロントドアのサイドにあるスリットから。

あと、細かい話ですが、ネジ類が種類別にすべて小分けされていることに感動。

<パーツ取り付けチェック>
ケースフロントには240mmサイズはもちろん、280mmサイズのラジエーターまでも搭載可能☆

ただし、フロントのドア側は140mmファン×2が搭載可能なものの、140mmファン固定用にはネジ山が直接切られているため(画像ネジの左上の部分)、こちら側から140mmファンを通してラジエーターを固定することは難しいです。

120mmファンであれば問題なくこちら側に設置することも可能。
280mmラジエーターを使用する際には、フロント側に120mm×2ファンを設置するか、ケース内部に140mmファン×2を設置するかになりそうですね。
もちろん、両方使用してラジエーターをファンでサンドイッチすることもできますが。
240mmラジエーターの天面設置も問題ありません。
ネジ穴が天面の中央からずらして作られているため、マザーとのクリアランスも十分☆

ファンを取り付けてもクリアランスは確保されています。

5.25インチベイを取り外せば、280mmラジエーターも搭載可能。

ここで上で紹介した"上下調節できるリアファン"のギミックが効いてきます♪
リアファンを若干下にずらすことで、ラジエーターとの干渉を防ぐことができます。
ただし280mmラジエーターの場合、ファンは外付けにする必要がありそうです。

内側に設置しようとした場合、リア側はI/Oパネル部分に干渉、フロント側もギリギリメモリに干渉しそうです。
まぁフロント側であれば5.25インチベイも犠牲にすることなく設置可能ですから、あえて天面に設置しなきゃいけないシチュエーションは少ないと思います。
<総評>
全体的に多彩なギミックを備えつつ、手回しネジで取り外しができたり、手間も最小限に抑えられるように本当によく考えられているケースだと思います。
また上下に位置調節できるリアファンや、サイドパネルのロック機構、パーツにつけたままにできる手回しネジなど、使ってみないとわからない細かい点にも本当に配慮されているケースだと思いました。
「ここがこうだったらいいのに...」をまさに実現してくれた感があります。
「おぉ!?」とちょっとした感動すら覚えるレベル。
ミドルタワーのケースであれば、間違いなくイチオシ
正直、欠点らしい欠点が見当たりません...( ̄∇ ̄;)
やべぇ。Fractal Design本気出してきたぞ(爆)
最後になりましたが、
Fractal Designさん、ありがとうございました~☆人´∀`).☆.。.:*
それではみなさん、**SeeYou**( ̄∀ ̄*)ノ
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Fractal Designさんより、新製品【DEFINE R5】のレビュー依頼をいただきました。
ありがとうございます☆人´∀`).☆.。.:*
【Fractal Design】DEFINE R5

【DEFINE R5】はFractal Designのケースの中でも静音に特化した【DEFINE】シリーズに属するミドルタワーの最新作。
<外観・細部チェック>

ケースサイズは232×462×531、重さは10.2kg。
静音特化のケースながら、必要に応じてサイドパネルやトップにファンを増設、エアフロー優先のケースにすることもできます。


さらに天面は最大420mmサイズのラジエーターにも対応。
天面の蓋はマグネットではなく、爪で固定されています。

フロント側は引っ掛けてあるだけですが、リア側の爪部分をケース内側から押さえながら外します。
画像○印の右側に写っているのが一番フロント側のパネルのリアの爪、左側に移っているのが真ん中のパネルのフロント側の爪です。
ここはマグネットなどのほうが簡単でよかったかも...
外側からでもドライバーでこじれば外れないこともないと思いますが...お勧めできません。


電源スイッチは高級感があります。USBポートは2.0と3.0が2つずつ。
USB3.0ポートが青でなく黒で統一されており、シンプルに仕上がっています。


フロントには140mmファンが取り付けられていますが、140mm×2に増設も可能。
ちなみに、簡易水冷の280mmラジエーターは上下干渉してフロント側からは設置不可。


向かって左側のサイドパネルにはロック機構があり、真ん中にあるレバーを下げることで取り外すことができます。
取り付ける際はカチッとはめ込んでからネジ止め。
反対側(裏配線側)にはこのロックはなく、通常のネジ止めのみですが、個人的にはむしろ反対側にこそこれが欲しかった...
裏配線を抑えながらネジ止めするよりも、このロック機構があればずいぶん楽になりそうなので。

リアファンのネジ穴はスリット状になっており、120mm・140mmのどちらかを取り付け可能な上、上下にスライド調整可能。これはすばらしい☆


ボトム部分には取り外し可能なフィルターを装備。
脚に施されたメッキも高級感を醸し出していますね。
ケース内部。Black&Whiteのシンプルな内部に、大きなCPU裏のカットアウトが目を引きます。

5.25インチベイが2段、3.5インチシャドウベイ8つと拡張性も十分。
そしていろいろつけたり外したり、自由すぎるレイアウトの変更。




5.25インチベイも含めてつけたり外したり、移動したり...いろんなパターンでシステムの構築が可能。
すげぇ。Σ( ̄□ ̄;
また細かいところですが、手回しネジも根元部分が細くなっているため、全て引き抜かなくてもよくなっているところがGood


これなら散らかる心配も、無くす心配もないですね。
本当に細かい部分まで使い勝手を考慮されています♪
裏配線側。2.5インチシャドウベイ×2がこの位置に。

マザーボードトレイが絶妙に曲げられ、裏配線スペースを稼いでいます。



裏配線スペースは一番深い部分で3cm以上、浅い部分(2.5インチシャドウベイ部分除く)でも2cmほどあり、裏配線は容易に行えそうです。
ケーブルをまとめるケーブルタイにもロゴが。

サイドパネル、フロントドアの内側には吸音シートが貼られています。

一般的なスポンジなどとは違うようですが、サイドパネルをコンコン叩いてもほとんど反響せず、「コッコッ」というこもった音に。
すごく効果がありそうです☆
フロントドアはヘアライン仕上げで高級感があります。また吸気はフロントドアのサイドにあるスリットから。


あと、細かい話ですが、ネジ類が種類別にすべて小分けされていることに感動。

<パーツ取り付けチェック>
ケースフロントには240mmサイズはもちろん、280mmサイズのラジエーターまでも搭載可能☆

ただし、フロントのドア側は140mmファン×2が搭載可能なものの、140mmファン固定用にはネジ山が直接切られているため(画像ネジの左上の部分)、こちら側から140mmファンを通してラジエーターを固定することは難しいです。

120mmファンであれば問題なくこちら側に設置することも可能。
280mmラジエーターを使用する際には、フロント側に120mm×2ファンを設置するか、ケース内部に140mmファン×2を設置するかになりそうですね。
もちろん、両方使用してラジエーターをファンでサンドイッチすることもできますが。
240mmラジエーターの天面設置も問題ありません。
ネジ穴が天面の中央からずらして作られているため、マザーとのクリアランスも十分☆

ファンを取り付けてもクリアランスは確保されています。

5.25インチベイを取り外せば、280mmラジエーターも搭載可能。

ここで上で紹介した"上下調節できるリアファン"のギミックが効いてきます♪
リアファンを若干下にずらすことで、ラジエーターとの干渉を防ぐことができます。
ただし280mmラジエーターの場合、ファンは外付けにする必要がありそうです。

内側に設置しようとした場合、リア側はI/Oパネル部分に干渉、フロント側もギリギリメモリに干渉しそうです。
まぁフロント側であれば5.25インチベイも犠牲にすることなく設置可能ですから、あえて天面に設置しなきゃいけないシチュエーションは少ないと思います。
<総評>
全体的に多彩なギミックを備えつつ、手回しネジで取り外しができたり、手間も最小限に抑えられるように本当によく考えられているケースだと思います。
また上下に位置調節できるリアファンや、サイドパネルのロック機構、パーツにつけたままにできる手回しネジなど、使ってみないとわからない細かい点にも本当に配慮されているケースだと思いました。
「ここがこうだったらいいのに...」をまさに実現してくれた感があります。
「おぉ!?」とちょっとした感動すら覚えるレベル。
ミドルタワーのケースであれば、間違いなくイチオシ

正直、欠点らしい欠点が見当たりません...( ̄∇ ̄;)
やべぇ。Fractal Design本気出してきたぞ(爆)
最後になりましたが、
Fractal Designさん、ありがとうございました~☆人´∀`).☆.。.:*
それではみなさん、**SeeYou**( ̄∀ ̄*)ノ
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Comment
2014.11.25 Tue 19:36 | Hide-Rocket #-
お忙しい中丁寧なレビュー乙であります☆
今回は本当にFractalの本気を感じますね!
あと記事と直接関係なくて恐縮ですが、、
写真は∑18-35mm F1.8 DC HSMですか?
今回は本当にFractalの本気を感じますね!
あと記事と直接関係なくて恐縮ですが、、
写真は∑18-35mm F1.8 DC HSMですか?
2014.11.25 Tue 23:07 | りくんちゅ。パパ #CLdJdQDA
Hide-Rocketさん
本当によく考えられたケースだと思います。
多分これの設計に携わった人はかなりのケースマニアだと思うwww
ご指摘の通り、写真は全て"∑18-35mm F1.8 DC HSM"です。
室内での物撮りは明るさと画角の関係でほぼコレ1本です☆
F1.8だとボケすぎちゃうのとボクの腕ではピンズレ量産するのでF2.8くらいに絞ってます
(; ̄ー ̄A
本当によく考えられたケースだと思います。
多分これの設計に携わった人はかなりのケースマニアだと思うwww
ご指摘の通り、写真は全て"∑18-35mm F1.8 DC HSM"です。
室内での物撮りは明るさと画角の関係でほぼコレ1本です☆
F1.8だとボケすぎちゃうのとボクの腕ではピンズレ量産するのでF2.8くらいに絞ってます
(; ̄ー ̄A
2014.11.25 Tue 23:44 | スズメ #-
今しがたHide-Rocketさんのレビューを先に読んで、
こちらに飛んできた、というところです(笑)
連続で丁寧なレビュー、お疲れ様ですm(_ _)m
5インチベイも含めたレイアウトの柔軟さ。
LANBOY AIRのようなものを除く従来型ケースで
ここまで自由に使えるとなると、
まさに使う人を選ばない、万能型ケースといえますね☆
ねじの小袋って、真っ先にコストダウンの対象になりそうなところですが、
分類がきちっとされていることに感動を覚えるのは、
きっとりくパパさん以外にもいらっしゃるはずです。
「上下に位置を調節できるリアファン」も、
簡易水冷の登場によって一気に増えたラジエーター族にとって
うれしい選択肢となるのは間違いなしですね!
CPUのエアフローを効率よく生かすにもうってつけでしょうね。
当方も(ファンコン以外に)欠点を見出すことができない、
まさに夢のようなケースに仕上がっていると思います♪
Fractal Designのすごさを感じますね!!
こちらに飛んできた、というところです(笑)
連続で丁寧なレビュー、お疲れ様ですm(_ _)m
5インチベイも含めたレイアウトの柔軟さ。
LANBOY AIRのようなものを除く従来型ケースで
ここまで自由に使えるとなると、
まさに使う人を選ばない、万能型ケースといえますね☆
ねじの小袋って、真っ先にコストダウンの対象になりそうなところですが、
分類がきちっとされていることに感動を覚えるのは、
きっとりくパパさん以外にもいらっしゃるはずです。
「上下に位置を調節できるリアファン」も、
簡易水冷の登場によって一気に増えたラジエーター族にとって
うれしい選択肢となるのは間違いなしですね!
CPUのエアフローを効率よく生かすにもうってつけでしょうね。
当方も(ファンコン以外に)欠点を見出すことができない、
まさに夢のようなケースに仕上がっていると思います♪
Fractal Designのすごさを感じますね!!
2014.11.26 Wed 00:55 | りくんちゅ。パパ #CLdJdQDA
スズメさん
コメントありがとうございます☆
静音重視・冷却重視どちらもOK,拡張性も十分。また各所に光る使いやすくするための工夫...おっしゃるとおり万能型のケースだと思います。
ネジ類は結構まとめて入れられていることが多いですが、必要なネジを取り出すのが地味にめんどくさかったりするんですよね。(; ̄ー ̄A
本当に「よくぞこんなとこまで」と細かい部分までよく考えられているケースです。
Hideさんへのコメントにも書きましたが、ケースマニアが絶対携わっていると思います(笑)
Fractal Designの勢いはすごいですね~。
コメントありがとうございます☆
静音重視・冷却重視どちらもOK,拡張性も十分。また各所に光る使いやすくするための工夫...おっしゃるとおり万能型のケースだと思います。
ネジ類は結構まとめて入れられていることが多いですが、必要なネジを取り出すのが地味にめんどくさかったりするんですよね。(; ̄ー ̄A
本当に「よくぞこんなとこまで」と細かい部分までよく考えられているケースです。
Hideさんへのコメントにも書きましたが、ケースマニアが絶対携わっていると思います(笑)
Fractal Designの勢いはすごいですね~。
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