【WOL】Synology DS218jから他のPCを起動させる方法2つ
みなさん、こんばんは
ボクはちょいちょい外出先から自宅のパソコンにアクセスすることがあるんですが、その際に問題なのがWOL(Wake On Lan)つまり遠隔起動。
起動したあとはTeamViewerというソフト使ったり、Choromeのリモートデスクトップ使ったりどうとでもなるんですが、起動がなかなか厄介。
以前にも、遠隔起動については記事にしていますが(コチラ)、VPNでルーターに接続してルーターからPCを起動させるという方法。BUFFALO製のルーターはブロードキャストができないこともあり、結局ルーター経由で起動させるしかなかったんですよね...
さらに、VPN接続に必要なDDNSサービスも、BUFFALOのDDNSサービスは年間3,600円と有償。
自分の家のパソコンを自分が起動するために払うお金としてはお高い(笑)
ただ、【Synology DS218j】を導入した現在は、無料のDDNSとそれを使ったVPN接続ができるので、DS218jからVPN接続しBUFFALOのルーターにアクセス、起動ができています。
単純にDS218jから起動できないものか...とパッケージ(いわゆるアプリ的なもの)を探してみたらあるじゃないですか...TeamViewerが。
TeamViewerももともとWOLの機能はありましたが、上記したように家の環境ではブロードキャストができないため、DDNSサービスを使用したパブリックアドレスからの起動はできませんでした。

しかしDS218jを導入、常時稼働させていることにより、上の画像の「ローカルネットワーク内の他のTeamVewer」からの起動が可能に。
※DS218jでなくても、常時稼働していて、TeamVewerが稼働している状態のPC・サーバーがあればその子経由で他のマシンが起動可能。
これで小難しいDDNSやらVPNやらポート開放やらの設定とはおさらば。
※基本的に起動させるPC側のWOL設定は済んでいて、自宅LAN内からの遠隔起動は問題なくできていることとします。
※他のPCにもTeamVewerがインストールされ、アカウントが割り当てられてることとします。
まずはとにかく、DS218jにTeamVewerをインストールします。
(パッケージセンターの結構下の方にあります)

インストール後、TeamVewerアカウントにログインをします。
※インストール・ログイン自体は特に特記することもなく進められると思いますが、自分の環境では「反応してんのか?」と疑いたくなるくらい反応遅かったです。( ̄∇ ̄;)
ログインできてからIDが表示されるまで5分くらいかかった気がする...
ログインが完了したら「YOUR ID」を控えておきます。またアカウント名が起動させたいPCで使用しているアカウントと同じかも確認しておきます。
同じくスマホにもTeamVewerをインストール、ログインしておきます。
起動させたら、右上の…マークから「設定」を開き、一番下のIDを控えます。

画像は中間かなり端折ってます(; ̄ー ̄A
続いて起動させるPC側の設定。
TeamVewerを開き、「その他」→「オプション」を開きます。

「Wake-on-LAN」の「設定」をクリック。
「ローカルネットワーク内の他のTeamVewer」をチェックし、"TeamVewer ID"欄に先程確認したDS218jのTeamVewer IDを入力し、「追加」をクリック。
同様に、スマホのIDも追加します。

※どっちかだけでもいいかもしれないけど...まぁ入れといて損はないです。
その後はスマホでTeamVewerを立ち上げ、
(テストのためWifi切って携帯ネットワークで試しましょう)

DS218jがオンラインになっていれば、オフラインのパソコン横の電源マークタップで起動します。
※ん!?と思うくらいの若干のタイムラグあり(笑)
ちなみに、画像オフラインの一番上の電源マークがないのはノートPCでWOLの設定してないから。
いやぁ、簡単すぎる...
あれだけ頭をなやまされたDDNSやらVPNやらポート開放やらは何だったのか...
ただ、極稀にDS218j起動しているのに電源マーク出てくれないときがあります。
Σ( ̄□ ̄;あれ!?

DS218jのTeamVewerが不安定だからなのか原因はわかりませんが、QuickConnectでDS218jに接続すると電源マーク出てきたり、ちょっと不安。
で、念の為、もう1つ
※基本的にPC側のWOL設定は済んでいて、自宅LAN内からの遠隔起動は問題なくできていることとします。
コントローラーから「タスクスケジューラー」を選択。

「作成」→「予約タスク」→「ユーザー指定のスクリプト」を選択。

※ちなみに、「トリガーされたタスク」→「ユーザー指定のスクリプト」でも作成可能ですが...

コチラはトリガー(発動のきっかけ)がDS218jの起動orシャットダウンしか選択できないため、うっかり有効にしたままDS218jの再起動なんぞしようものならエライことになるのでおすすめしません。(無効にしておけば手動での発動は可能)
タスク作成のウィンドウが立ち上がったら、<○○のPC起動>など適当にタスク名を入れ「有効」のチェックを外します。(基本手動で起動させるので)
その後「OK」はクリックせずに「スケジュール」タブへ。
「次の日に実行」を選択し、予期せぬ実行を防ぐため過去日付を設定します。またその下が「繰り返さない」になっていることを確認します。
ここでも入力が済んだら「OK」はクリックせずに「タスク設定」タブへ。

(タスクが有効になっており)未来日付を設定すればもちろんその日にPC起動します。
「Eメールで詳細な実行情報を送信」は無視して、ユーザー指定のスクリプトに下記のように入力し、やっとOKをクリック。

登録されたタスクをクリックし、「実行」押してテスト。
起動しなかったら設定(特にスクリプトの記述・MACアドレス)確認してみてください。
タスクをクリックし、「編集」で修正できます。

あと、しつこいようですがくれぐれも「トリガーされたタスク」で作成する場合は「有効」のチェックを外しておきましょう。

あとからでも「有効」のチェックを外すことは可能ですが、その後「保存」を押さないと反映されないので注意!!

えぇ...やりましたよ。トリガーをブートアップ(起動時)に設定・有効にしたまま再起動させましたよ。
DS218jとともに一斉に4台のPCが起動するさまはちょっとしたホラーでしたよ(爆)
これで「Quick Connect」でDS218jに接続→「コントロールパネルのタスクから実行(起動)」
ができるようになりました。
以上、DDNSやVPN接続を使わずにPCを遠隔起動させる方法2選でした。
それではみなさん、 **SeeYou**( ̄∀ ̄*)ノ
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ボクはちょいちょい外出先から自宅のパソコンにアクセスすることがあるんですが、その際に問題なのがWOL(Wake On Lan)つまり遠隔起動。
起動したあとはTeamViewerというソフト使ったり、Choromeのリモートデスクトップ使ったりどうとでもなるんですが、起動がなかなか厄介。
以前にも、遠隔起動については記事にしていますが(コチラ)、VPNでルーターに接続してルーターからPCを起動させるという方法。BUFFALO製のルーターはブロードキャストができないこともあり、結局ルーター経由で起動させるしかなかったんですよね...
さらに、VPN接続に必要なDDNSサービスも、BUFFALOのDDNSサービスは年間3,600円と有償。
自分の家のパソコンを自分が起動するために払うお金としてはお高い(笑)
ただ、【Synology DS218j】を導入した現在は、無料のDDNSとそれを使ったVPN接続ができるので、DS218jからVPN接続しBUFFALOのルーターにアクセス、起動ができています。
単純にDS218jから起動できないものか...とパッケージ(いわゆるアプリ的なもの)を探してみたらあるじゃないですか...TeamViewerが。
TeamViewerももともとWOLの機能はありましたが、上記したように家の環境ではブロードキャストができないため、DDNSサービスを使用したパブリックアドレスからの起動はできませんでした。

しかしDS218jを導入、常時稼働させていることにより、上の画像の「ローカルネットワーク内の他のTeamVewer」からの起動が可能に。
※DS218jでなくても、常時稼働していて、TeamVewerが稼働している状態のPC・サーバーがあればその子経由で他のマシンが起動可能。
これで小難しいDDNSやらVPNやらポート開放やらの設定とはおさらば。
DS218jを利用してTeamVewerから他のPCを遠隔起動する
※基本的に起動させるPC側のWOL設定は済んでいて、自宅LAN内からの遠隔起動は問題なくできていることとします。
※他のPCにもTeamVewerがインストールされ、アカウントが割り当てられてることとします。
まずはとにかく、DS218jにTeamVewerをインストールします。
(パッケージセンターの結構下の方にあります)

インストール後、TeamVewerアカウントにログインをします。
※インストール・ログイン自体は特に特記することもなく進められると思いますが、自分の環境では「反応してんのか?」と疑いたくなるくらい反応遅かったです。( ̄∇ ̄;)
ログインできてからIDが表示されるまで5分くらいかかった気がする...
ログインが完了したら「YOUR ID」を控えておきます。またアカウント名が起動させたいPCで使用しているアカウントと同じかも確認しておきます。
同じくスマホにもTeamVewerをインストール、ログインしておきます。
起動させたら、右上の…マークから「設定」を開き、一番下のIDを控えます。


画像は中間かなり端折ってます(; ̄ー ̄A
続いて起動させるPC側の設定。
TeamVewerを開き、「その他」→「オプション」を開きます。

「Wake-on-LAN」の「設定」をクリック。
「ローカルネットワーク内の他のTeamVewer」をチェックし、"TeamVewer ID"欄に先程確認したDS218jのTeamVewer IDを入力し、「追加」をクリック。
同様に、スマホのIDも追加します。

※どっちかだけでもいいかもしれないけど...まぁ入れといて損はないです。
その後はスマホでTeamVewerを立ち上げ、
(テストのためWifi切って携帯ネットワークで試しましょう)

DS218jがオンラインになっていれば、オフラインのパソコン横の電源マークタップで起動します。
※ん!?と思うくらいの若干のタイムラグあり(笑)
ちなみに、画像オフラインの一番上の電源マークがないのはノートPCでWOLの設定してないから。
いやぁ、簡単すぎる...
あれだけ頭をなやまされたDDNSやらVPNやらポート開放やらは何だったのか...
ただ、極稀にDS218j起動しているのに電源マーク出てくれないときがあります。
Σ( ̄□ ̄;あれ!?

DS218jのTeamVewerが不安定だからなのか原因はわかりませんが、QuickConnectでDS218jに接続すると電源マーク出てきたり、ちょっと不安。
で、念の為、もう1つ
Synology DS218jからタスクを使ってPCを起動させる方法
※基本的にPC側のWOL設定は済んでいて、自宅LAN内からの遠隔起動は問題なくできていることとします。
コントローラーから「タスクスケジューラー」を選択。

「作成」→「予約タスク」→「ユーザー指定のスクリプト」を選択。

※ちなみに、「トリガーされたタスク」→「ユーザー指定のスクリプト」でも作成可能ですが...

コチラはトリガー(発動のきっかけ)がDS218jの起動orシャットダウンしか選択できないため、うっかり有効にしたままDS218jの再起動なんぞしようものならエライことになるのでおすすめしません。(無効にしておけば手動での発動は可能)
タスク作成のウィンドウが立ち上がったら、<○○のPC起動>など適当にタスク名を入れ「有効」のチェックを外します。(基本手動で起動させるので)
その後「OK」はクリックせずに「スケジュール」タブへ。
「次の日に実行」を選択し、予期せぬ実行を防ぐため過去日付を設定します。またその下が「繰り返さない」になっていることを確認します。
ここでも入力が済んだら「OK」はクリックせずに「タスク設定」タブへ。


(タスクが有効になっており)未来日付を設定すればもちろんその日にPC起動します。
「Eメールで詳細な実行情報を送信」は無視して、ユーザー指定のスクリプトに下記のように入力し、やっとOKをクリック。

/usr/syno/sbin/synonet --wake (該当PCのMACアドレス) eth0;
※該当PCのMACアドレスの前後は半角スペース。登録されたタスクをクリックし、「実行」押してテスト。
起動しなかったら設定(特にスクリプトの記述・MACアドレス)確認してみてください。
タスクをクリックし、「編集」で修正できます。

あと、しつこいようですがくれぐれも「トリガーされたタスク」で作成する場合は「有効」のチェックを外しておきましょう。

あとからでも「有効」のチェックを外すことは可能ですが、その後「保存」を押さないと反映されないので注意!!

えぇ...やりましたよ。トリガーをブートアップ(起動時)に設定・有効にしたまま再起動させましたよ。
DS218jとともに一斉に4台のPCが起動するさまはちょっとしたホラーでしたよ(爆)
これで「Quick Connect」でDS218jに接続→「コントロールパネルのタスクから実行(起動)」
ができるようになりました。
以上、DDNSやVPN接続を使わずにPCを遠隔起動させる方法2選でした。
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